【浜松本染】浴衣 男性 女性 反物 綿麻 きなり 黒 水木染 日本製
◆注染染め浴衣の特徴◆
注染という染色技法は、日本独自の染色技法であり表裏全く同じ色に染色できるため、浴衣・のれん・法被・手ぬぐい等の染色に広く利用されております。
全ての工程を手作業で行うため、染料のにじみや混合によるぼかしを生かして色彩豊かな深みのある多彩な染色が、一枚の型紙で出来上がるのが特徴です。
ただ、手作業で行っているため、地の部分を染める「地染」と呼ばれる染色技法の場合、(染色の際に生地を型の長さ、約1mごとに折りたたんでいくのですが)染料を注いだ際に生地を折った折り目の部分に染料が溜まりやすく型と型のつなぎ目に線のようなもの(型継ぎ)が見えることがあります。
また、折りたたんだ生地の上から手作業にて染料を注ぎ、コンプレッサーで下から吸い上げる圧搾という染色技法のため、染料の流し具合により地色に濃度の違いが出やすくなる場合があります。
機械で染めるのではなく、手作業で行うことによって初めて出せる風合いが上記の点も含めて「注染ゆかた」の特徴の一つとなっております。
型作りに始まり、さらし・無地染め・地巻・糊置き・注染・水洗い・乾燥・仕上げと数々の工程を経て、はじめて「注染ゆかた」が完成いたします。
日本製独自の伝統技法である「注染ゆかた」をお楽しみ下さい。
◆伊勢型紙◆
この浴衣は、伊勢型紙で染め上げたものです。
伊勢型紙は一般的に先有余年の歴史があるといわれ、諸説があり期限が定かではありませんが、室町時代、狩野吉信(1552-1640)が職人尽絵(喜多院蔵)に型紙を使う染職人を描いているところから、室町末期には、型紙が確実に存在していたと推察されます。
江戸時代に入ると紀州藩の保護を受け、白子・寺家の両村を中心に伊勢型紙は飛躍的な発展をとげました。
現在、その生産量は、全国の99%を占め、京都・東京をはじめ、全国各地へ出荷されています。昭和58年に通商産業大臣の「伝統的工芸用具」の指定を受け、型紙産業の振興と認定を受けた「伝統工芸士」により伝統技術の維持向上に努めております。
粋でおしゃれなデザインの浴衣です 。現品限り。お早めにどうぞ♪ |
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