お宮参り【初着】女の子 一つ身
男の子は生後31日、女の子は生後32日
赤ちゃんの誕生に感謝して神様に報告し、子供の無病息災をお願いする、鎌倉時代より伝えられている大切な行事。 (※最近ではお父さん、お母さんのお仕事の都合やお天気にあわせることがおおいですね(*^_^*))
また夏の暑いとき、冬の寒いときでも時期をずらしてもかまいません。
基本的には父方の祖母(おばあちゃん)が赤ちゃんを抱くのが一般的です。
着物の着方ですが・・・
赤ちゃんは、新生児用のベビードレスなどを着せてあげてください。
だっこしたまま上の写真のように初着を肩から掛ける感じになります。
“お子様の人生を自分の力で生きていける気配が見えた時、氏神様にお参りし、氏子となります。”
古来の日本では子供が生まれてもすぐに亡くなることも多く、人々は悪霊の目から逃れるために祈り、わざと古い着物をきせたりしておりました。すこししっかりしてくる男児31日、女児32日目に氏神様に初めて御参りし、氏子になるというのが始まりでした。
”赤ちゃんが初めて袖を通すお祝いの着物。初着(うぶぎ)”
この祝着は【うぶき】や【のしめ】といったり、地域によってもさまざまな呼び方をします。
“祝着のことを、『一ツ身』(ひとつみ)ともいいます。
男児には熨斗目(のしめ)、女児には柄の入った晴れ着を着せます。”
この初着(一つ身)は3歳の七五三までつかえます。
よく店頭でもある質問ですが、この一つ身は3歳までしか着ることはできません。
3歳の七五三では平袖になっている袖を丸め、中に見える赤い袖をとります。(男の子の場合はブルー)
七五三のお参りでは女の子は帯をつけるか、被布コートをきせます。
男の子は袴をはきます。
サイズとしては以下を目安にしてくださいませ。
※お子様のご成長によりますのであくまで参考にしてくださいませ。
■一つ身[0~3歳の七五三まで]
■三つ身[2~5歳まで]
■四つ身[7〜8歳まで]
■大四つ身[12歳まで]
■本身の着物(通常の反物)[13歳~]